茨城県牛久市にある広大な庭園にそびえ立つ牛久大仏。その高さは地上から120m、台座からは100mとなっており、青銅製の立像ではギネス世界記録に認定されています。
圧倒的な高さ
ちなみに鎌倉の大仏様は約11m、奈良の大仏様が約15m、ニューヨークの自由の女神が46m(台座が高くて台座を入れると93m)ということで、圧倒的な高さなのです。
アニメ・特撮のヒーローと比較してみると、ガンダム18m、ウルトラマン40m、ゴジラは50m(シン・ゴジラは118m!)ということで、空想の世界でも勝てる相手は中々いません。
なぜこのサイズ?
阿弥陀如来の十二光に因んで120mになりました。
十二光というのは、阿弥陀如来が放つ光明のことで、この光明には12種類あり12の徳が備わっていると言われています。
***** 十二光 *****
無量光・無辺光・無碍光・無対光・燄王光・清浄光・歓喜光・智慧光・不断光・難思光・無称光・超日月光
また、この地に建立された理由は、浄土真宗の開祖である親鸞聖人(しんらんしょうにん)が、関東での布教の拠点にしたのが茨城県だったため親鸞聖人ゆかりの地に建てられました。
大仏の足元に向かって園内を散策