【彩湖】マラソン大会も開催される一周4.7kmのランニングコースを写真で紹介

広大な彩湖周辺は野球場、サッカー場、陸上競技場、テニスコートなど様々なスポーツ施設が並び、彩湖湖畔はウォーキング、ランニング、サイクリングがゆったりとできる一周約4.7kmの広い道路が通っています。

首都圏の利水と治水の役割を果たす彩湖

「彩湖(さいこ)」は荒川第一調節池内の貯水池のことで、正式名称は「荒川貯水池」です。

荒川第一調節池は、洪水時は一時的に水を貯めて下流の流量を調整する洪水調節池であり、彩湖(荒川貯水池)は都市用水となる水を貯めて渇水時に補給する利水施設でもあります。

「彩湖」が完成したのは1997年、「荒川第一調節池」全体は2005年に完成しました。「彩湖」という名称はそのときに一般公募で決定されました。

首都圏を洪水から守ります
首都圏へ水を安定供給します

現在はこの「荒川第一調節池」が完成していますが、第二調節池・第三調節池が現在さいたま市と上尾市で建設工事中で、さらに第四・第五調整池まで計画されているそうです。


広々とした湖畔のコースを走ってみた

ランニングコース全体の案内。距離約4.7km。


約600台駐車可能な無料駐車場。無料ですが土ぼこりが舞うため半日駐車すると愛車は白くなります・・。

その駐車場から階段を上ると・・・・

季節によっていろいろ販売しているマルチなキッチンカーの横からランニングスタート!

まずは下りで勢いをつける!。下ったところにトイレあり。

下った勢いで一直線(約350m)に伸びる道を駆け抜ける!

直線道路の先は上り坂。一周の間に大きい3つのアップダウンがありますが、ここがその一つです。

上ったらもちろん下りがあります。写真ではわかりにくいですが、それなりの下り坂です。


いい感じのゆるやかなカーブが1.5kmほど続きます。

チャリダーも気持ちよく追い越していきます。道が広いので不安は無し。一般車両は通りません。

これから渡る「管理橋」(他に呼び名はあるのかな?)が見えます。

橋の手前にはサクラソウがちょうど見頃


気合いを入れて管理橋を上り始める。ここが2つめのアップダウン。

橋を上りきると、彩湖全体が見渡せる。気持ち良い眺めとともに、この日はちょうど心地よい風もあってリフレッシュ!

そしてやっぱり下りがある。。ここからコース後半!


しばらく湖沿いの綺麗な景色が続きます。

よく整備された彩湖。カヌーなどを乗り入れる階段。

眺めがいいうえに道の半分は木陰が続きます。至れり尽くせりのコース後半。

いい感じだ・・・。


野球少年もがんばっている。


何をするにも広い公園。


そして遊具の揃ったエリアへ。ここまでくるともうすぐ一周!

通称カマキリ公園。カマキリに見守られてラストスパート!


最後の上り。3つ目のアップダウン。

坂を上りきってゴール!スタート地点に戻りました。


洪水調節により台風19号から地域を守った彩湖公園

2019年10月、大型で強い勢力の台風19号は12日の19時前に伊豆半島に上陸し、関東地方は記録的な大雨に見舞われました。

首都圏を流れる荒川も記録的な水位となりましたが、幸い氾濫は起きませんでした。もう少し雨量が多ければ北は埼玉県川越市から南は東京 北区赤羽にかけて浸水被害が発生する恐れもあったそうです。

ここで氾濫を防ぐ調整池機能を発揮したのが調節容量約3,900万平方メートルをもつ荒川第一調節池の彩湖公園で、荒川増水時に洪水調節を行い、荒川下流域の水害軽減を図る施設となっているのです。


ただ、公園自体は大部分が水没してしまい、公園の利用や例年行われていたマラソン大会他、各種イベントは半年間中止となってしまいました。

かまきりも頭以外は水没・・・・。

しかし半年後には復活し、現在は元通り遊具で遊ぶ子供たちを見守っています。

「彩湖」の地図


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